お客さまの声

１．当法人へ委託するようになったきっかけ

静岡県西部農林事務所の経営戦略講座の中で、労務管理の必要性についての講義を受けました、そこが講師の鈴木泰子さんとのが出逢いでした。当時は家族経営で労務管理など必要ないと思っていましたが、「家族であるからこそ役割の分担や報酬、給料、休日など働き方を決めることがとても大事ですよ！」とお話いただいたのがとても印象的でした。講義をお聞きしてすぐに、妻と一緒に泰子さんの自宅へ伺い現状の整理からお願いしました。

２．経営の中で生まれた変化やエピソード

家族内の働き方・役割を整理したことで「家族経営協定」を結ぶことができました。母親や妻の（女性の）役割と報酬・休日が文書に表記され農家から農園という組織に生まれ変わりました。この協定がきっかけとなり2004年に京丸園株式会社を設立することができました。また、障がい者と共に農業を行いたいという希望に全力で対応いただいたお陰で農業と福祉の融合「ユニバーサル農業」が誕生し、浜松を中心に全国に事例が紹介されるようになりました。

３．今後の経営の展望

労務管理という基礎を早い時期(法人化前)から固められたお陰で現在、役職員合計89名となり、最年少15歳〜最高齢者81歳、障がい者24名が働く農園となりました。『笑顔創造』を経営理念とし、多様な人たちが活躍できる農業、ユニバーサル農園を目指しています。「企業は、人なり」と言われますが共に働く仲間が、共に成長していける組織を心掛け新しい農業をデザインしていきたいと思います。

２．経営の中で生まれた変化やエピソード

障がい者雇用に対して、泰子先生からの適切なアドバイスにより法定雇用率の問題をクリアすることができました。この障がい者雇用に取り組んだことがきっかけで、浜松市・浜松公共職業安定所主催の平成29年度障害者雇用支援セミナーにおいてプレゼンテーションの依頼があり、障がい者雇用を通じて行った対策や体験談を踏まえた事例を発表いたしました。

労務管理を外部に委託することによって、雇用に関する手続き・労務管理が一元化され社内管理が簡素化することができました。また、改正される法律問題に対して具体的なアドバイスをしてもらうことにより、対応・対策・準備ができるようになりました。